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腰椎椎間板ヘルニアの外来治療

腰椎椎間板ヘルニアの治療法の基本は、保存療法です。保存療法を外来で受ける場合には、まず腰痛の基本である日常生活の注意点を守らなければなりません。

それは、椎間板ヘルニアの痛みがある時には特に安静にすること、そして椎間板ヘルニアの痛みが無く楽な状態のときには進んで腹筋や背筋を鍛え、ストレッチを行って筋肉をほぐすことです。安静にする方法の1つとして、仰向けに寝て、ひざを曲げた状態で硬いベッドに寝ると比較的楽になります。

外来で行う方法の1つが、痛み止めや筋弛緩材、または胃腸薬や抗うつ剤などの薬物治療です。特に椎間板ヘルニア症状がある場合には決められた量をしっかり服用し、また胃腸障害や眠気がある場合はすぐに医師に相談して対応措置を講ずることが必要です。患者さんの健康状態に応じて、座薬を用いる場合もあります。

理学療法は、主に椎間板ヘルニアの急性期が過ぎてから用いられます。レーザーやマイクロウエーブでの鎮痛治療や、体を引っ張ること、休むことを短時間で繰り返す牽引による症状の緩和などが主なものです。

また定期的にリハビリをすることで、椎間板ヘルニア患部の筋肉を鍛えて、正常な状態で腰を使うことができるような体を作ります。コルセットは腰痛治療には欠かせない道具です。腹筋や背筋の代わりとして骨をサポートするために、初めは軟性のものを用い、症状や生活の仕方に応じて硬めのものを用意します。

このような保存療法を継続させることで、ほぼ9割の腰椎椎間板ヘルニアが改善されます。また、特に痛みが強くてなかなかリハビリなどに入ることができない椎間板ヘルニア患者さんは、ブロック注射を用いて痛みの伝達を停止させ、筋肉をほぐして血行を高めることを試行します。

主なブロック注射は硬膜外ブロック、神経根ブロックです。まず外来で硬膜外ブロックを行って様子を見てみます。痛みが緩和されてくれば、1時間以上安静にしてから開放されます。

ここまでの外来治療を3ヶ月~半年程度行っても椎間板ヘルニアの改善が見られない場合、MRIなどで再検査を行い、手術をすべきかどうかを検討します。