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ブロック注射と麻酔

ブロック注射をすると、薬の効果によって痛みの伝達がストップされます。また、血行をよくしたり、筋肉の緊張を緩める、という効果も期待できます。

この2つの効果によって、ブロック注射の効果が切れた後もその症状緩和が持続することがある、というのがブロック注射の一番の特徴です。ブロック注射で痛みの刺激を遮断すると同時に、筋肉の緊張や血管の収縮が解かれるのです。

ブロック注射でこのような効果が出るのは、効く神経の違いによるものです。痛みの刺激は知覚神経、筋肉の緊張は運動神経、また血行の改善は交感神経に作用します。

例えば手術をする場合にも局所や全身への麻酔が行われますが、これらのものとはどのように違うのでしょうか?

実はその投与の仕方や遮断したい部位によって色々な方法があります。表面だけをする場合もあれば、浸潤や周囲浸潤、伝達といった方法もあるのです。

また全身の場合は静脈注射かガスの吸引を使用して中枢神経に作用させます。このことで意識が失われますが、意識を保ったままで行う方法もあります。

全身に行う場合では特に麻酔科医のサポートが大切です。手術中でもそばにつきそい、体調を管理しなければなりません。

また局所麻酔薬は、はじめは麻薬でもあるコカインが使用されていました。その後より安全なプロカインやオイカインなどに置き換えられましたが、このコカインが登場する前は塩や氷を使用して冷たさを利用していたときもあったそうです。

もちろん薬の効果は人それぞれですので、医師の診断によって薬の使用量が決定されます。また痛みの度合いによってもその量は加減されますし、ステロイドを使用する場合もあります。

特にステロイドの場合は身体への影響が強くなりがちですので、高齢者の場合は決して使用しないという病院も多くあります。その他には癌患者にはアルコールを使用して強い痛みをブロックすることもあります。